ABOUT

夫は大阪、妻は札幌からの移住者。それぞれ輪島市門前町に移住して出会い結婚して、お互い得意なことをいかしながら野菜作りや野菜の加工品作りをしてます。畑があるのは能登島。能登島の赤土は粘土質。雨が降るとドロドロで扱いにくいですが、その分養分や水分をたっぷり蓄えておくことができるので特に根菜が美味しくできます。下野農園では主に紅はるかを生産してます。収穫した紅はるかは専用の保管庫でしっかり熟成させてから出荷。しっかりと甘みが増す冬の紅はるかは特におすすめです。美味しいさつまいもをたくさんの方に食べていただきたく、秋〜冬は焼き芋屋さんとして各地をまわります。

2024年1月に起きた能登半島地震で被災しました。
私たちは農業、野菜を使った焼き菓子づくりの加工品作りをしていますが、そのどちらも一時は諦めようかと悩みました。

能登の事業者がどんどん減っていっている中、私たち小さな事業者が残り続けることによって、能登の復興の一助になるのではないかと、決心し、農家とお菓子づくりを続けることにしました。

自宅、作業場ともに半壊の中、なかなか再建が進まず、もどかしい想いをすることもありますが、そんな中、たくさんのボランティアの方、地域の方、遠方から応援してくださる方のおかげで励みになり、前を向いていく想いです。

農家のお菓子としてはじめた「notogocochi(のとごこち)」は、移住者である私たち夫婦が感じる、「能登の暮らしの心地よさ」を形にしたくて、ひとつひとつ丁寧に手作りしてます。

どうぞよろしくお願いいたします。